風呂敷
風呂敷の使い方・包み方
もっとわかりやすく、コチラは動画で桐生式バッグ包みを解説しています。
その他にも風呂敷の包み方・使い方は沢山あります。以下はその一部をご紹介しております。是非、参考に風呂敷の使い方を愉しんでみてください。
※画像をクリックすると詳しい包み方がみれます。
写真 : 桐生タイムス / 桐生ふろしきの会提供
二つ結び
ふろしきは一枚の四角い布ですが、手軽に折り畳んでバッグの中に入れて持ち運びでき、包んだ時の美しさ、優しさを持ち、日本古来の伝統を受け継ぎながら今日に至っております。
高度成長の波に乗り、経済が豊かになって、便利な「レジ袋」や「紙バッグ」などが普及してきてからはダイオキシンの発生やオゾン層の減少と環境破壊の難問題を引き起こしています。
この辺で社会を見直して、私たちも昔から使われていたふろしきを復活させ、いつでも持ち歩いて買い物のときに使っていただきたいと思っております。
この結び方は、ふろしきに対して包む物が大きい場合に用いる包み方でだれでも簡単にできる包み方です。
【包み方】
1. 品物をふろしきの中央に置きます。
2. aとcを品物の真ん中でひっかけ交差させます。
3. 交差させたaとd、cとbを結びます。
4. 二つの結び目の長さをそろえるときれいに仕上がります。
かご結び
お宅には何かの時に頂いた花かごや果物かごがありませんか。きれいな花や果物を楽しんだあとのかごは、何となく捨てがたいものです。風呂敷で活用してみませんか。
ちょっとコツを覚えれば、例えば食材を入れて台所での実用を兼ねたアクセントとして使えます。また、小物入れやパンかごなどにカンタンに変身して、あなたの生活空間を楽しませてくれます。
かごの大きさや風呂敷の色・絵柄で全くちがって見えます。かご包みの使い方はあなたのアイディア次第です。
【包み方】
1. aをbの方向へかぶせる。
2. bをかごにかぶせる。
3. かごの端を押さえ、cとdをしごきながらねじる。
4. cとdをそれぞれかごの取っ手に巻きつける。
5. cとdを真結びにする。
箱包み
プレゼントの包装用紙の代わりに風呂敷なんていかがでしょう。わくわくしながら開いた包み布も捨てずにあとで使っていただけます。
相手に合わせて選んだ素材と図柄や色彩の良さは使うたびにあなたを思い出していただけることでしょう。
【包み方】
1. 箱を中央に置く。
2. aとcの先を持ち、次にdを持ち上げる。
3. 布がたるまないように箱に沿わせて中心に集める。
4. acdをねじる。
5. bをacdに巻きつける。
6. bの端をしっかりはさみこむ。
7. 形よくacdを立てる。
シャンパン包み
年末年始の贈り物にいかがでしょうか。ワインやシャンパンなどの瓶がきれいに変身。
ギフトラッピングに。また、空き瓶に包んだときは、ドライフラワーを生けても素敵です。季節によって、風呂敷の色や柄を変えて楽しんでください。
【包み方】
1. ふろしきの真ん中に瓶を置き、瓶の高さに合わせて、aとbとを折ります。
2. aを持ち、ひだを作ります。bも同じようにひだを作ります。
3. cとdを交差します。
4. 前へまわして真結びしてできあがります。
びん包み
時代劇を見ていたら、一升瓶をさげている武士の姿があった。とても粋でかっこよかった。
お酒の差し入れをする機会があったらこの包み方えをされてはいかがでしょうか。この包みにすると遊び心もあって、その上、中身までちょっと高価そうに見えませんか・・・?
【包み方】
1. aとbを持ち、先端を瓶の口の上で真結びにする。
2. cとdを持ち、
3. 交差させて、
4. 正面で結ぶ。
5. 持ち手を作りたい場合は、aとbを結んだ部分をさらに真結びにする。
隠し包み
一般的に風呂敷を結ばないで包むのを礼儀正しい上品な包み方とされています。訪問者の手土産や改まった進物などに適した包み方といえるでしょう。上にかぶせた部分にきれいな模様がくるように包むことが、コツです。
【包み方】
1. aとbで真結びにする。
2. cを、真結びした下からくぐし
3. dを真結びの上にかぶせる。
花ギフト包み
風呂敷というと唐草模様や、名入りの縞(しま)柄を思い出される方も少なくはない。今はさまざまの絵や、きれいな色彩のものが多い。贈る人、季節、品物によって自由に素材や大きさを選ぶこともできます。
【包み方】
1. 真ん中に品物を置きます。
2. くるみます。
3. 左右のすみをひっかけます。
4. 右上のすみをくるりとまわし、結び目の下に通しまわす。
目立たないよう にすみとすみを結びます。
四つ結び
“風呂敷”懐かしい響きですね。一枚の四角い布は、見て美しく触れて楽しく、そして環境にやさしい優れものです。家族や友人へのプレゼントに目的や時期によって色や柄、材質を選べば、すてきなインテリアにもなります。
【包み方】
1. 品物を布の中心に置きます。
2. 布の角をきっちり持って、打ち合わせに気を付けながら、bとdを結びます。
3. aとcを結びます。結び目が重なるので、高くならないように注意をします。
びん二本包み
ワインやシャンパンのびんが、きれいに変身。ギフトラッピングにも最適。インテリアとして、出窓やテーブルなどにもそっと置いてみたらいかがですか?
【包み方】
1. ボトルの底二本分の空間をあけておく。
2. aを重ねる。
3. ボトルの胴の部分を持ち、回転させる。
4. cの端を内側へ折り込む。
5. ボトルを立ち上がらせる。
6. bとdを結んで、出来上がり。
包んでから、ボトルの底の部分が安定するように、整えておきます。