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織物の産地紹介
日本の織物の種類や特徴を産地ごとに紹介
独自の風土と文化を反映した特色豊かな織物が日本にはたくさんあります。この記事では、織物や繊維の基本、日本の伝統織物と染色技法の特徴、織物の今、織物産地などをご紹介します。
目次
1
織物とは
2
織物の技法と特徴
(1)
織りの基本
(2)
特徴的な織物技術
3
繊維の種類と特徴
(1)
天然繊維
(2)
合成繊維
(3)
再生繊維
4
日本の染色技術
(1)
伝統的な染色技法
(2)
現代のプリント技法
5
日本各地の伝統織物と産地ごとの特徴
(1)
伝統的工芸品に指定されている織物
(2)
代表的で特徴的な伝統織物とその特徴
・
〜東北〜
小千谷縮
おぢやちぢみ
(越後縮)|新潟
・
〜関東〜
結城紬|茨城・栃木 黄八丈|東京(八丈島)
・
〜北陸〜
牛首紬|石川
・
〜近畿〜
西陣織|京都
・
〜九州〜
博多織|福岡 久留米絣|福岡 大島紬|鹿児島
・
〜沖縄〜
久米島紬|沖縄 芭蕉布|沖縄
6
日本各地の織物産地
・
〜東北〜
米沢産地|山形
・
〜関東〜
桐生産地|群馬
・
〜東海〜
遠州産地|静岡 三河産地|愛知
・
〜近畿〜
湖東産地|滋賀 泉州産地|大阪
・
〜四国〜
今治産地|愛媛
7
まとめ
1 織物とは
織物とは、たて糸とよこ糸を交差させて織り上げた布地のことをいいます。
日本の織物の歴史は1000年以上にも上ると言われています。生地を織るためには伝統的に織機(しょっき、おりき)を使い、手作業で行われてきました。現代では機械式の織機が一般的です。 異なる色や素材の糸を組み合わせることで、さまざまな模様や質感を持つ布を織ることができます
。
2 織物の技法と特
徴
(1)織りの基本
・平織(ひらおり)
たて糸とよこ糸が一本ずつ交互に交差する織り方で、最も基本的な技法です。 糸が交差する点が多いため、丈夫で摩擦に強いのが特徴です。 ガーゼやオーガンジーなどに使われています。
・綾織/斜紋織(あやおり/しゃもんおり)
たて糸とよこ糸の交点が斜めに連続する織り方で、織り目に斜めのラインが浮き出ます。 平織より分厚く織ることができ、しなやかでシワが入りにくい特徴があります。 デニムなどに使われています。
・朱子織/繻子織(しゅすおり)
たて糸とよこ糸の交差する点に一定の間隔がある織り方です。糸の質感や色を生かしやすく、光沢があるのが特徴です。 サテンとも言われます。高級感があり、ドレスやネクタイなどに使われています。
・搦織/捩織(からみおり/もじりおり)
たて糸がよこ糸の間で絡み合う織り方です。織り目に隙間ができるため、軽くて通気性が高いのが特徴です。 搦織/捩織は基本的に紗(しゃ)、絽(ろ)、羅(ら)の3種類に分けることができ、夏用の着物などに使われています
。
(2)特徴的な織物技術
・ジャカード織り
ジャガード織機を使って糸を構成し、生地自体に柄を織り込む織り方です。後から生地にプリントしたり染めたりするのに比べ、深みがあり高級感漂うのが特徴です。 ジャガード織機は明治初めに日本に輸入され、西陣織に使用されるようになりました。
・絣(かすり)
模様に合わせて前もって染め分けしたたて糸やよこ糸を織ることで模様を表現する方法です。織る過程でたて糸とよこ糸にズレが出て模様がぼんやりとにじむ「かすり」が特徴です。 広島県の備後絣(びんごがすり)、愛媛県の「伊予絣」(いよがすり)、福岡県の久留米絣(くるめがすり)は、日本三大絣といわれています
。
3 繊維の種類と特徴
織物の原料となる糸の繊維は、大きく分けると「天然繊維」と「化学繊維」の2種類に分けることができます。代表的な繊維をご紹介します
。
(1)天然繊維
・綿(コットン)
綿花から取れる繊維です。身近な素材ですね。 吸湿性があり柔らかく、熱に強いのが特長です。 肌着など直接肌に触れる服に使われることが多いです。
・麻(リネン、ラミー)
植物の茎や葉脈から取れる繊維の総称です。麻は特定の植物を指すのではなく、麻の種類は20種近くにのぼります。 通気性がよく、吸湿性や発散性に優れているのが特長です。 清涼感があり、夏物の服に使われることが多いです。
・絹(シルク)
蚕の繭から糸を引き出した繊維です。 美しい光沢があり、しなやかな肌触りが特長です。 ネクタイや着物などに使われます。
・ウール
羊の毛を原料として作られる繊維です。 繊維に波状の縮れがあり、表面が鱗状になっているため空気を含み、保温効果が高いのが特長です。また弾力性があり、水を弾きやすい繊維です。セーターなど冬物の服に使われることが多いです
。
(2)合成繊維
・ポリエステル
日本で最も多く生産されている繊維です。原料はペットボトルと同じで、石油などの化学原料から作られます。 耐久性があり、しっかりした質感でシワがつきにくく、吸水性・吸湿性がないので乾きが早いのが特長です。 スポーツウェアやアウトドアウェアなどに使われます。
・ナイロン
ポリエステル、アクリルと並ぶ三大合成繊維の一つです。ポリエステルに次いで生産量が多い繊維です。ポリアミドと呼ばれる樹脂素材から作られます。 ポリエステルよりも摩擦に強く耐久性があり、伸縮性が高いのが特長です。 水着やストッキング、テントなどに使われます。
・アクリル
ポリエステル、ナイロンと並ぶ三大合成繊維の一つで、同様に石油を原料としています。 ウールに似せて作られており、ふわふわと柔らかく保温性があります。虫やカビに強く、洗っても縮みにくいのが特長です。 セーターやマフラーなどに使われます
。
(3)再生繊維
・レーヨン
木材パルプを主原料とした繊維です。木材の中にある繊維の主成分であるセルロースを科学的に処理して線以上に再生しています。 吸湿性や吸水性がよく、光沢感があるのが特徴です。 見た目や手触りが絹(シルク)に似ているため、シルクの代わりに使われます
。
4 日本の染色技術
日本の染色技術には長い歴史の中で培われてきた独自の手法が多くあり、地域や用途ごとに発展してきました。自然の植物や鉱物を使った伝統的な方法から、科学染料を使った近代的な方法まで幅広く存在します。
着物業界では着物と帯を「織物」か「染物」のどちらかに分類しますが、織物はすでに色がついた糸を使用(先染め)して織るのに対し、「染物」は生地を織った後に色を染めた(後染め)ものを指します
。
(1)伝統的な染色技法
・友禅染
生地に柄を手書きする技法です。糊を使って染料がにじむのを防ぐため、色が混ざらず細かい模様を描くことができるのが特徴です。 京都の京友禅(きょうゆうぜん)や、金沢の加賀友禅(かがゆうぜん)が有名です。
・藍染
藍という植物の葉を発酵させた天然の染料で染める技法です。布を藍液に浸し、空気にさらして酸化させる工程を繰り返すことで深みのある青色を生み出します。染める回数や時間によって濃淡を調整することができます。
防虫効果や抗菌作用もあるのが特徴です。 徳島県の阿波藍(あわあい)が有名で、藍の収穫量も全国でダントツ1位です。
・小紋
生地の上に型紙をのせ、上から糊をつけていきます。糊がついた部分は色が染まらないため、それ以外の部分の色を染めることで柄を浮かび上がらせる技法です。全体的に同じような模様が繰り返し入っています。 東京の江戸小紋(えどこもん)が有名です。
・絞り染め
生地の一部を糸で括ったり、縫ったり板にはさんだりすることでその部分に染料が入らないようにし、文様を染め出す技法です。 着物の小物などにみられる絞り染めは、非常に細かく布を絞ることで染め上がった布に「シボ」と呼ばれる波状や粒状の凹凸があります。
名古屋の有松・鳴海絞り(ありまつ・なるみしぼり)や京都の京鹿の子絞り(きょうかのこしぼり)が有名です
。
(2)現代のプリント技法
・シルクスクリーン
定番のプリント方法です。色をつけたい部分にインクだけが通る細かい穴をあけた版を色ごとに製作し、インクをヘラで伸ばして生地に色を移す方法です。 版を一度作れば何度でも使うことができるので、大量生産に向いています。
・インクジェット
プリンターで紙に印刷するのと同じ仕組みで、デジタルデータをもとに生地にインクを吹きつけてプリントする方法です。 (金や銀などの色を除いて)フルカラーで好きにデザインできるのが特徴で、データを変えれば簡単に別のデザインをプリントすることができます。
版を製作する必要がないため、少量生産でもコストが低く、柔軟な対応が可能です。
・昇華プリント
ポリエステル100%の生地にのみ使える方法です。デザインを専用の転写紙にプリントし、その転写紙を生地に密着させて熱と圧力をかけることで色を繊維に浸透させます。生地の素材感を損なわずに、(金や銀などの色を除いて)鮮やかなカラーを細かく自由に表現することができます。 スポーツユニフォームによく使われる方法です
。
5 日本各地の伝統織物と産地ごとの特徴
日本には多くの伝統織物が存在します。国の伝統的工芸品に指定された織物は38品目(2023年10月時点)。 伝統的工芸品に指定されている全ての織物の名前と、代表的で特徴的な伝統織物をいくつかピックアップしてご紹介します
。
(1)伝統的工芸品に指定されている織物
【北海道】
二風谷アットゥㇱ(にぶたにあっとぅし)|北海道
【東北】
「置賜紬(おいたまつむぎ)」(山形県)、「羽越しな布(うえつしなふ)」(山形県、新潟県)、「奥会津昭和からむし織(おくあいづしょうわからむしおり)」(福島県)、「塩沢紬(しおざわつむぎ)」(新潟県)、「小千谷縮(おぢやちぢみ)」(新潟県)、「小千谷紬(おぢやつむぎ)」(新潟県)、「本塩沢(ほんしおざわ)」(新潟県)、「十日町絣(とおかまちがすり)」(新潟県)、「十日町明石ちぢみ(とおかまちあかしちぢみ)」(新潟県)
【関東】
「結城紬(ゆうきつむぎ)」(茨城県、栃木県)、「伊勢崎絣(いせさきがすり)」(群馬県)、「桐生織(きりゅうおり)」(群馬県)、「秩父銘仙(ちちぶめいせん)」(埼玉県)、「村山大島紬(むらやまおおしまつむぎ)」(東京都)、「本場黄八丈(ほんばきはちじょう)」(東京都)、「多摩織(たまおり)」(東京都)、「信州紬(しんしゅうつむぎ)」(長野県)
【北陸】
「牛首紬(うしくびつむぎ)」(石川県)
【近畿】
「近江上布(おうみじょうふ)」(滋賀県)、「西陣織(にしじんおり)」(京都府)
【中国】
「弓浜絣(ゆみはまがすり)」(鳥取県)
【四国】
「阿波正藍しじら織(あわしょうあいしじらおり)」(徳島県)
【九州】
「博多織(はかたおり)」(福岡県)、「久留米絣(くるめがすり)」(福岡県)、「本場大島紬(ほんばおおしまつむぎ)」(宮崎県、鹿児島県)
【沖縄】
「久米島紬(くめじまつむぎ)」(沖縄県)、「宮古上布(みやこじょうふ)」(沖縄県)、「読谷山花織(ゆんたんざはなうい)」(沖縄県)、「読谷山ミンサー(ゆんたんざみんさー)」(沖縄県)、「琉球絣(りゅうきゅうかすり)」(沖縄県)、「首里織(しゅりおり)」(沖縄県)、「与那国織(よなぐにおり)」(沖縄県)、「喜如嘉の芭蕉布(きじょかのばしょうふ)」(沖縄県)、「八重山ミンサー(やえやまみんさー)」(沖縄県)、「八重山上布(やえやまじょうふ)」(沖縄県)、「知花花織(ちばなはなおり)」(沖縄県)、「南風原花織(はえばるはなおり)」(沖縄県)
(2)代表的で特徴的な伝統織物とその特
徴
【東北】
・小千谷縮(おぢやちぢみ)(越後縮)|新潟
苧麻(ちょま)という上質な麻を細かく砕いてつなぎ合わせ、一本の長い糸を作ります。よこ糸はあらかじめ模様がつけられ、一本一本柄を合わせながら丹念に織ります。織り上げたものには独特のシボと呼ばれるシワがあります。生地を白くするために反物を雪の上でさらす「雪さらし」は小千谷の春を呼ぶ風物詩です。国の重要無形文化財、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています
。
【関東】
・結城紬(ゆうきつむぎ)|茨城・栃木
日本で一番歴史が古く、奈良時代にまで遡る高級絹織物です。蚕の繭から作られる天然の真綿(まわた)を使っており、柔らかくてあたたかいふっくらとした生地が特徴です。全工程が手作業で、その中の糸つむぎ、絣くくり、地機織りの3工程は国の重要無形文化財、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
・黄八丈(きはちじょう)|東京(八丈島)
伊豆諸島の一つである八丈島内に自生している植物で染めた黄色、樺色(赤みの強い茶黄色)、黒色の3色を基調とした絹織物です。草木染め特有の色を際立たせるため、無地や縞柄、チェックなどのシンプルなデザインです
。
【北陸】
・牛首紬(うしくびつむぎ)|石川
現代では入手が難しい「玉繭」から糸を引いています。玉繭とは2匹の蚕が共同でひとつの繭にしたもので、養蚕の2%程度しかありません。2本の糸が複雑に絡み合っているため糸づくりが難しく、職人技の見せどころです。この難しい作業によってできた玉糸は弾力性や伸縮性があります。また、2本の糸が絡んでてきた節に染料が溜まって独特な風合いが出るのが特徴です
。
【近畿】
・西陣織(にしじんおり)|京都
日本を代表する伝統的な高級絹織物で、多品種少量生産が特徴です。歴史は古く、5〜6世紀まで遡ると言われています。「先染め」のため、色とりどりの糸を用いて緻密に織り上げられて美しい文様ができます。帯だけでも50色以上の糸を使うことも。多くの工程が必要で手間がかかるため、希少性の高い織物です
。
【九州】
・博多織(はかたおり)|福岡
800年近くの歴史があり、伝統的な「献上博多」と、現代的でカラフルな色糸を用いた華やかな「紋博多」があります。「先染め」の場合、よこ糸で柄をあらすのが一般的ですが、献上博多はたて糸を浮かして柄をあらわすため、たて糸を多く使います。西陣織でたて糸を3000本使うのに対して、博多織では5000本使うとされています。そうしてできた生地にはコシがあり、帯を締めても緩みにくく、「キュッ」と「絹鳴り」の音がするのが特徴です。
・久留米絣(くるめがすり)|福岡
約200年前にある少女によって始まったと言われる日本を代表する綿織物です。緻密でありながら素朴な風合いの、独特なかすれ模様が特徴です。手括り藍染めの手織りでつくられる絣は、熟練した職人たちが分業し、30以上もの工程を経て、3ヶ月ほどかけて完成します。国の重要無形文化財にも指定されています。
・本場大島紬(ほんばおおしまつむぎ)|宮崎、鹿児島
自然豊かな奄美大島で育まれてきた絹100%の手織りの高級絹織物です。世界三代織物の一つとも言われています。深みのある黒に染まる特徴的な泥染めは、1720年に薩摩藩が紬着用禁止令を発令した際に島民が役人に見つからないよう田んぼに着物を隠し、のちに引きあげてみると黒く染まっていたことから始まったという言い伝えもあります。非常に緻密で洗練されたデザインの着物です
。
【沖縄】
・久米島紬(くめじまつむぎ)|沖縄
沖縄本島から西に100キロの久米島で作られる最高級の紬のひとつ。工芸紬織物の源流とされる由緒正しい歴史のある織物です。糸紡ぎから仕上げまでの全工程を一人の職人が一貫して担うのが特徴で、一反ごとに職人の個性が反映されています。国の重要無形文化財にも指定されています。
・芭蕉布(ばしょうふ)|沖縄
沖縄本島の北部に位置する大宜味(おおぎみ)村の喜如嘉(きじょか)を中心に作られる織物です。沖縄に自生するバナナの仲間である糸芭蕉の繊維が使われています。戦後、芭蕉布の生産が途絶えましたが、故・平良敏子さんにより復興が遂げられました。涼しくてさらりとした手触りの芭蕉布は高温多湿な地域で重宝されてきました。「喜如嘉の芭蕉布(きじょかのばしょうふ)」は国の重要無形文化財にも指定されています
。
6 日本各地の織物産地
日本には伝統織物に限らず、私たちの日常生活を支える衣服やハンカチ、シーツ、タオルなどの現代的な織物が盛んな産地も各地に存在します。日本各地の代表的で特徴的な織物産地をご紹介します
。
【東北】
・米沢産地|山形
日本の繊維産地で最北。草木で染めた糸で織り上げられる「米沢織」は歴史が400年以上にもさかのぼります。日本で初めてレーヨンを発明した地でもあり、天然繊維と化学繊維の総合産地として名を馳せてきました。
〈お取り扱いブランド〉
nitorito
【関東】
・桐生産地|群馬
絹を用いた「桐生織」が有名です。現在はレーヨンと合成繊維の織物をメインとした複合ジャガード織物などを生産しています。織物だけでなく、ニット・縫製・刺繍・染色整理業など多様な生産場が点在し、繊維産業が盛んです
。
【東海】
・遠州産地|静岡
三河産地(愛知)と泉州産地(大阪)と並んで、日本三大綿織物産地の一つです。後染めの綿織物をメインとしています。明治時代につくられた紡績工場では新しい織機が開発され、飛躍的に綿織物の産地としての地位を確立しました。織機の開発には自動車メーカーのトヨタとスズキの前身である豊田自動織機製作所と鈴木式織機製作所の創始者が携わり、自動車メーカーの原点となりました。
・三河産地|愛知
遠州産地(静岡)と泉州産地(大阪)と並んで、日本三大綿織物産地の一つです。日本の綿綿の伝来の地とされており、江戸時代から本格的に綿織物が盛んになり、明治時代には「三河木綿」「三河縞」というブランド名で全国に知れ渡りました。現在は織、染、縫製、産元など一次加工品から最終製品までを地域内で一貫して提供できる産地となっています
。
【近畿】
・湖東産地|滋賀
日本最古の麻織物の産地として知られています。高級麻織物の「近江上布(おうみじょうふ)」が有名です。麻は湿気を吸うと繊維の強度が増すため、琵琶湖からの湿気が麻の製織、染色仕上げ、加工に最適。最近は「近江上布」のシャツやハンカチ、ストールなども人気です。
・泉州産地|大阪
遠州産地(静岡)と三川産地(愛知)と並んで、日本三大綿織物産地の一つです。白生地綿織物をメインとしています。戦前に繊維商社が次々に設立され、一大産地となりました。日本で初めてタオルの製織を確立した地であり、初めて毛布が誕生したのもこの産地です
。
【四国】
・今治産地|愛媛
「今治タオル」で有名な日本最大のタオル産地です。一般的なタオルは織→晒→染の順番で作られますが、今治タオルの特徴は「先晒し先染め」。先に水で晒すことで柔らかいタオルに仕上げることができます。この製法は水を大量に使うため、良質な軟水が豊かな地であることが今治タオルにつながっています。また、泉州産地と肩を並べるタオル産地でしたが、ブランディングが功を奏し、世界中から高い評価を受けるようになりました。
〈お取り扱いブランド〉
工房織座(kobooriza)ITO
水布人
舎
7 まとめ
「衣・食・住」という言葉が示すように、「衣」に関わる織物は古くから日本の暮らしに欠かせない存在でした。私たちの身の回りに必ずある織物。その織物が何でできているか、どのようにしてできたのか、どこで誰によってできたかなどを知っていくと新しい楽しみ方ができるかもしれません。
日本いいもの屋では、職人たちがこだわりを持って作った織物の販売やそのブランドの取材記の掲載をしています。ぜひ、ブランドのストーリーを含めてご自身に合ったお気に入りの織物で日常に新たな彩りを取り入れてみてください。
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