季節を楽しむ暮らしのヒント
暑さを乗り切る!夏支度
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梅雨が明ければ、本格的な夏の到来。 ギラギラ照りつける太陽に負けて、体も心もぐったり…なんてことにならないよう、今のうちから夏を迎える準備をしておきましょう! 今回は、そんな夏支度にぴったりのアイテムをセレクト。 キッチンで、リビングで、外出先で。実際に涼しさを感じるアイテムから、気持ちをあげてくれるモノまで、いろんな角度で選んでみました。この特集が、あなたらしい夏を過ごすヒントになれば幸いです。 ■ 「涼」を感じる、夏の食卓 ・「大阪錫器」の錫(すず)製のタンブラー 夏の暑い日に、冷えたグラスでビールを飲むのは本当に爽快! たまった疲れも吹き飛んで、思わず「くぅ~!」と声が出てしまいますよね。 そんな至福のひとときのために揃えておきたいのが、「大阪錫器」の錫製タンブラー。錫は熱伝導率が高いので、わざわざグラスを冷やさなくても大丈夫。冷えたビールを注ぐだけですぐにタンブラーが冷たくなり、表面に水滴が! 内側にほどこされた槌目(つちめ)模様がビールの泡立ちをキメ細かくクリーミーにしてくれるので、美味しさがぐっと際立ちます。 大人っぽいシンプルなタンブラーのほか、カジュアルな模様入り、取っ手付きのジョッキなどバリエーションも多彩。ぜひ、あなた好みの“ビールの相棒”を探してみてください。 ・「RED&WHITE」の銅製のアイスコーヒーカップ キリッとクリアな口当たりのアイスコーヒーも、暑い夏に飲みたくなるドリンクのひとつです。たっぷり氷を浮かべた琥珀色の液体は、見るからに涼しげで季節感たっぷり。 そんなアイスコーヒーの魅力を存分に味わえるのが、「RED&WHITE」のアイスコーヒーカップ。高い熱伝導率と保冷性がある銅で作られているので、飲み物の冷たさをしっかり維持し、最後の一口までひんやり美味しく楽しめます。 大きな飲み口のカッコいい見た目ですが、実は贈り物に最適な縁起の良いデザイン。 外側は銅の「紅色」、内側は銅に錫を上塗りした「白色」で、さりげなく「紅白」に。カップを逆さまにすると末広がりの形状になるので、お祝いのプレゼントにもおすすめです。 ・「廣田硝子」の雪の花 フラッペ 夏になると食べたくなるのが、かき氷やアイスクリームといった冷たいデザート。外で食べるのはもちろんですが、もっと気軽に、お家でも味わいたいですよね。 でも、ただ「食べるだけ」では、なんだかちょっと味気ない…。どうせなら盛り付ける器にもこだわって、まるでお店で過ごすような素敵なスイーツタイムを楽しんでみませんか? まるでアンティークガラスのようなレトロな雰囲気に、思わずひとめ惚れしてしまいそうなこちらの器は、「廣田硝子」の「雪の花 フラッペ」。昭和に制作した金型を、今でも大切に使って作られています。 ガラスのやわらかな色合いと高台付きの可愛いデザインで、写真映えもばっちり。見慣れたかき氷やアイスクリームも、いつも以上にキラキラと輝く特別なスイーツになりますよ。 ■爽やかリビングで、快適に ・「インスタイル」の国産い草のラグ 暑い夏に備えてリビングのラグを衣替えし、スッキリ気分を上げましょう。天然の「い草」を使ったラグなら、不快な湿気を吸い取ってくれる作用があるので、素足で歩いてもさらっと快適に過ごせます。 「インスタイル」が手掛けるラグは、太くて繊維がしっかりと詰まった国産の「い草」を使用。熟練の職人がひとつひとつ織機で織ってすべて手作業で仕上げており、その品質は折り紙つき。 驚くのは、柄のラインナップです。北欧風の大きな花柄から愛らしい水玉、シックな幾何学模様まで、19種類がそろいます。 日本の伝統的な素材である「い草」を、現代の暮らしにフィットするデザインで楽しめるのは嬉しいですね。 ・「BLANKED(ブランケッド)」のガーゼケット 夏の冷房は、熱中症予防に欠かせません。ところが、家族が集まるリビングなどでは温度調節が難しく、人によっては肌寒さを感じたり、室外との温度差で体調を崩してしまったりしがち。 そんなときに使いたいのが、「BLANKED」のガーゼケットです。ガーゼ生地を幾重にも重ねて作っているので、軽くて通気性に優れ、同時に汗も吸い取ってくれます。 特殊な洗い加工がほどこされており、ゆるくフワッとした風合いが特長です。肌馴染みがよく、使えば使うほど“自分だけの一枚”へと変化していきます。小さなお子様や赤ちゃんが使っても安心。 夏の冷房対策はもちろん、季節の変わり目など気温が不安定な時季にも頼りになり、一年中愛用できます。 ・「能作」の真鍮の風鈴 涼しげな音色で、暑い夏を爽やかに演出してくれる風鈴。夏の風物詩としてお馴染みですが、一般的には「チリンチリン」と鳴るガラス製をイメージしますよね。 今回おすすめしたい「能作」の風鈴は、真鍮製。富山県の伝統産業である「鋳物」の技術を生かして制作されています。 文字だとどうしても「チリンチリン」としか表現できませんが、真鍮はもっと落ち着いた、透明感のある、澄み切った音色なんです(気になる方は、商品ページの動画で音色を確認してみてください!)。 音色とあわせて注目してほしいのが、風鈴とは思えないほど洗練されたデザイン。潔いほどのシンプルさと、凛とした美しさが感じられ、現代のインテリアにもマッチします。 ■夏を楽しむファッションアイテム ・「tesio(テシオ)」の日本人のためのサングラス まぶしい夏の太陽に備えて欲しいのが、サングラス。でも、海外製のブランドものは顔に馴染まないし、なんだか掛けるのが気恥ずかしい…。 私もずっとそう思っていたのですが、「tesio」のサングラスは違いました! それもそのはず。このサングラスは、メガネの町・福井県鯖江で日本人向けに作られているんです。鼻の高さ、目の奥行きなど、日本人の顔の特徴にあわせてフレームを設計しているので、掛け心地バツグン。 フレームは、ウェリントン型とボストン型の2種類。さらにレンズとノーズパットの素材によって種類が分かれており、自分のスタイルに合ったお気に入りの一本が見つかるはず。今までサングラスを買うのを躊躇していた初心者さんにも、お試しいただきたいアイテムです。 ・「hirali(ひらり)」の手ぬぐい日傘 夏の外出は、紫外線対策が必須。なかでも直接日差しを遮ってくれる心強い味方が、日傘です。とはいえ、毎日使うものだから、デザインにもこだわりたいところ。 「hirali」の日傘は、和モダンな佇まいがとてもオシャレで目を引きます。 実はこの日傘、裏と表で違う色を表現できる特殊な技法で染められた“手ぬぐい”に、UV加工をほどこして作られているんです。傘を広げると、外からと内から、2つの色が楽しめてワクワクしますね。 手ぬぐいの生地をそのまま使用しているので、プリントとはひと味違う、優しい風合いが漂います。柄のバリエも多く、「風光る」「山眠る」など、日本の四季をモチーフにした素敵な模様がそろっています。 ・「/fan/fun(ファンファン)」の扇子 持ち運ぶときはコンパクトに、使いたいときはさっと広げて。昔から日本で愛されてきた伝統工芸品の扇子は、現代の私たちの暑さ対策にも大活躍します。そうは言っても、あまりに和風な柄だと普段の着こなしに合わず、少し使いづらいですよね。 京都の老舗「みのや扇舗」が手掛けるブランド「/fan/fun」の扇子は、デザインユニットniwaのデザインを、扇面とケースに取り入れています。和と洋が絶妙にミックスされた、楽しい柄がたくさん。 老舗の扇子メーカーが長年培ってきた高い技術を生かしており、広げても、扇いでも、閉じても美しいのが特長です。常にバッグに入れて、夏のお出かけを涼しく過ごしてください。 今年の夏の気温は、全国的に平年より高く、暑くなることが予想されています。なんにも考えずに過ごしてしまうと、思わぬ不調を招いてしまうことも…。 そうなる前に、早めに夏支度をしておくことが大切です。 どのアイテムも、職人さんの技と現代的な感覚が詰まった逸品ばかりなので、ぜひ参考になさってください。 |
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紹介アイテム一覧
・「大阪錫器」の錫(すず)製のタンブラー
錫製のタンブラー スタンダード |
錫製のタンブラー ベルク |
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錫製のタンブラー 市松 |
錫製のタンブラー 富士山 |
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錫製のタンブラー 六花 |
錫製のタンブラー 煌 |
・「RED&WHITE」の銅製のアイスコーヒーカップ
銅製のアイスコーヒーカップ |
・「廣田硝子」の雪の花 フラッペ
雪の花 フラッペ |
・「インスタイル」の国産い草のラグ
国産い草のラグ | 袋織・紋織 / 全19デザイン |
国産い草のラグ | 掛川織 / 全15デザイン |
・「BLANKED(ブランケッド)」のガーゼケット
使うほどやわらかく ガーゼケット |
・「能作」の真鍮の風鈴
真鍮の風鈴 スリム |
真鍮の風鈴 ホルン |
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真鍮の風鈴 オニオン |
真鍮の風鈴 marumaru kakukaku |
・「tesio(テシオ)」の日本人のためのサングラス
クラフトサングラス | tokyobikeコラボモデル |
日本人のためのサングラス MACHI |
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日本人のためのサングラス YAMA |
日本人のためのサングラス SORA |
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日本人のためのサングラス HARE |
・「hirali(ひらり)」の手ぬぐい日傘
手ぬぐい日傘 |
・「/fan/fun(ファンファン)」の扇子
扇子 | 小さめ |
扇子 | 大きめ |