ブランド紹介
syouryu
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「syouryu」は、明治42年創業以来、 寺院用のりんを専門に製造しているシマタニ昇龍工房の新ブランドです。 当工房は、全国に10人に満たないりん職人が3人おり、 「金鎚で叩く」ことにより板を絞り、丸みを整え、 音を調律することでりんを制作しています。 この「金鎚で叩く」技術により生まれてくる 新しいアイテムを今後も作り続けていきます。 |
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ー すずがみを生んだ技術 ー
錫は弱い・もろい。
確かにそうです。鉄などと比較すると明らかです。
そして、柔らかな素材だからこそ、自在に形を変える事が出来ます。
この特徴を普段の生活の中に取り込めないか。
それが始まりでした。
金属は元来叩くと強くなる性質を持っています。
そこに目をつけました。
まず圧延(2つのローラーの間に金属を通し、圧をかけ形状を変える加工方法)で
錫を少しづつ何度も圧かけ、薄くしていきます。
すると弱かった錫が薄くなるにつれて、強くなります。
けれど圧延で加工した上でもまだ柔らかく、
製品になるにはもう少し強さが足りませんでした。
圧延で加工した上で
最後に「おりん」製作で培われた職人芸、鎚で叩きます。
この、「金槌で叩く」という工程で、錫をより強くすることができます。
鎚で叩く手間は、錫を強くするだけでなく、
薄い錫の表面に、素敵な模様をつけました。
心地よいリズムで、等間隔に同じ強さで描かれる鎚の模様は
叩く前からは想像がつかない程、表情を変えます。
強すぎると、表面が崩れる。
鎚が傾くと、模様が入らない。
これが本当に難しいのです。
絶妙のリズムで描き出される模様と強さ
それを生み出す源は、長年おりんを叩いてきた職人の背景にあったのです。
金槌で模様をつける様子
※少し大きな音が出ます
錫は弱い・もろい。
確かにそうです。鉄などと比較すると明らかです。
そして、柔らかな素材だからこそ、自在に形を変える事が出来ます。
この特徴を普段の生活の中に取り込めないか。
それが始まりでした。
金属は元来叩くと強くなる性質を持っています。
そこに目をつけました。
まず圧延(2つのローラーの間に金属を通し、圧をかけ形状を変える加工方法)で
錫を少しづつ何度も圧かけ、薄くしていきます。
すると弱かった錫が薄くなるにつれて、強くなります。
けれど圧延で加工した上でもまだ柔らかく、
製品になるにはもう少し強さが足りませんでした。
圧延で加工した上で
最後に「おりん」製作で培われた職人芸、鎚で叩きます。
この、「金槌で叩く」という工程で、錫をより強くすることができます。
鎚で叩く手間は、錫を強くするだけでなく、
薄い錫の表面に、素敵な模様をつけました。
心地よいリズムで、等間隔に同じ強さで描かれる鎚の模様は
叩く前からは想像がつかない程、表情を変えます。
強すぎると、表面が崩れる。
鎚が傾くと、模様が入らない。
これが本当に難しいのです。
絶妙のリズムで描き出される模様と強さ
それを生み出す源は、長年おりんを叩いてきた職人の背景にあったのです。
金槌で模様をつける様子
※少し大きな音が出ます
ー すずがみの生まれた場所 ー
< 富山県高岡市 >
見上げればそびえ立つ立山連峰が見える高岡市。
ここは伝統工芸の町として
長らく日本における銅器、鋳物、仏具の分野を支えてきました。
そんな高岡市における伝統工芸は日々進化しつづけています。
伝統工芸の分野では
今まで通り同じものを作り続けていると以前のようにはやっていけない現実があります。
それはここ高岡市でも同じ。危惧感を持っている方は多い。
高岡市には高岡伝統産業青年会という
高岡市の伝統産業を担う40歳以下の有志が集まり
創意工夫で高岡市の伝統産業を盛り立てるという会があります。
そこに「すずがみ」を創られたsyouryuの島谷氏も参加していました。
そんなある時、高岡伝統産業青年会の活動の一環として展示会がありました。
そこで新たな挑戦として発表したのが「すずがみ」でした。
当初、創られた本人の島谷氏もここまで反響があるとは考えていなかったそうです。
しかし、いいものは意図せずとも広まる。
あっという間にその評判は広がり生産も追いつかない状況に。
島谷氏の本業は「おりん」の職人。
「おりん」とは叩くと綺麗な音が響くあの仏具。
その中でも主にお寺向けの大きな「おりん」を製作しています。
全国に10人に満たないりん職人が3人も在籍するsyouryu
もちろんこの伝統産業「おりん」の製作もおりがみ付き。
なので、本業も疎かに出来ない、と
当初は仕事の合間や時間外に一人「すずがみ」を製作していました。
しかし、それでは全く追いつかない状況となり
現在では他のおりん職人と共に増産体制で「すずがみ」作りに挑んでいます。
ひとつひとつ熟練の職人が叩き上げる。
そんな職人たちの想いがこもった「すずがみ」
< 富山県高岡市 >
見上げればそびえ立つ立山連峰が見える高岡市。
ここは伝統工芸の町として
長らく日本における銅器、鋳物、仏具の分野を支えてきました。
そんな高岡市における伝統工芸は日々進化しつづけています。
伝統工芸の分野では
今まで通り同じものを作り続けていると以前のようにはやっていけない現実があります。
それはここ高岡市でも同じ。危惧感を持っている方は多い。
高岡市には高岡伝統産業青年会という
高岡市の伝統産業を担う40歳以下の有志が集まり
創意工夫で高岡市の伝統産業を盛り立てるという会があります。
そこに「すずがみ」を創られたsyouryuの島谷氏も参加していました。
そんなある時、高岡伝統産業青年会の活動の一環として展示会がありました。
そこで新たな挑戦として発表したのが「すずがみ」でした。
当初、創られた本人の島谷氏もここまで反響があるとは考えていなかったそうです。
しかし、いいものは意図せずとも広まる。
あっという間にその評判は広がり生産も追いつかない状況に。
島谷氏の本業は「おりん」の職人。
「おりん」とは叩くと綺麗な音が響くあの仏具。
その中でも主にお寺向けの大きな「おりん」を製作しています。
全国に10人に満たないりん職人が3人も在籍するsyouryu
もちろんこの伝統産業「おりん」の製作もおりがみ付き。
なので、本業も疎かに出来ない、と
当初は仕事の合間や時間外に一人「すずがみ」を製作していました。
しかし、それでは全く追いつかない状況となり
現在では他のおりん職人と共に増産体制で「すずがみ」作りに挑んでいます。
ひとつひとつ熟練の職人が叩き上げる。
そんな職人たちの想いがこもった「すずがみ」
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