季節を楽しむ暮らしのヒント
秋の夜長をゆっくりと・・・
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秋は日の出から日の入りまでの時間が短くなり、夜の時間が長くなる季節。 そこで今回は、秋の夜長を楽しむためのアイテムをご紹介します。 心も体も癒されるリラックスグッズから、食欲の秋を満喫できるキッチン用品まで、幅広くセレクトしました。みなさんの秋時間を充実させるお手伝いができれば嬉しいです。 ■ 心身ともにリラックスして過ごそう ・「hana to mi(ハナトミ)」の和精油のエッセンシャルオイル ゆったりと過ごしたい秋の夜長に、意識して取り入れてほしいのが“香り”です。 香りは単に嗅覚を刺激するだけではなく、自律神経系、免疫系などにも作用すると言われています。香りをかぐだけで、リラックス効果やストレス軽減効果まで期待できるなんて嬉しいですね。夏の疲れがたまっている人は、ぜひお試しください。 「hana to mi」は、植物のちからで心や体の不調をケアする植物療法のメソッドを取り入れたアロマブランド。エッセンシャルオイルは、和精油と洋精油を独自にブレンドして作られています。今の時季は、秋をイメージして作られた「jiju(ジジュウ)」や「kikka(キッカ)」がぴったり。もっと気軽に楽しみたい人は、スティックタイプのディフューザーもおすすめ。 ・「ABE HOME SHOES」のさふら おうち時間を快適に過ごすため、パジャマや部屋着にこだわるという方は多いですよね。それにあわせてスリッパも、よりリラックスできるものにチェンジしましょう! 足元をふんわり優しく包み込んでくれる「ABE HOME SHOES」の「さふら」なら、秋の夜も心地よく過ごせます。 スリッパはひとつひとつ、すべて職人さんの手作業で作られたもの。表生地は湿温調節に優れた麻、甲の内側は綿100%のニット地。足の裏に直接あたる中敷きは、麻のなかでも丈夫なラミー混合生地を使用しています。 麻といえば夏の素材だと思われる方も多いですが、実は保湿性が高いので秋冬にも適した素材なんです。汚れが気になったときは、手洗いでじゃぶじゃぶ洗濯できるのもいいですね。 ・「tetra(テトラ)」のテトラ/8号帆布 秋の夜は、読書や映画鑑賞といった趣味を楽しむのに最適な時間。ただ、せっかくのリラックスタイムも、イスやソファ、床での座り心地が悪ければ台無しになってしまいます。 そこでおすすめなのが「tetra」のビーズクッション。座った瞬間に、中のビーズが背中とお尻を支える形に自然と変化するので、長時間座っても驚くほど快適なんです。 京都の老舗寝具メーカー・大東寝具工業が、現代のライフスタイルにあわせて生み出した新しいくつろぎの形。三角錐のような形状は、使わない時もお部屋のインテリアとして映えますね。 カバーは取り外して洗濯が可能。生地の種類や色の展開も豊富なので、カバーを取り替えれば手軽に雰囲気を変えられます。中のビーズを補充することもできるので、お手入れをしながら長く愛用いただけますよ。 ■とっておきの“一杯”を楽しんで ・「珈琲考具」のステンレスコーヒードリッパー 静かな秋の夜には、本格的なコーヒーを、ゆっくり、丁寧に淹れてみてはいかがでしょう。立ちのぼる香りを味わいながら、コーヒー片手にベランダで星を眺める…そんな贅沢なひとときを楽しむのもオツですね。 「珈琲考具」は、その名の通り、コーヒーを楽しむために“考”えた道“具”を展開するブランド。プロのバリスタさんの意見も取り入れて開発されているので、おいしさはもちろん、使いやすさも徹底しています。 ワイヤー構造が美しいこのドリッパーは、フィルターの隙間から、雑味の原因となるガスを逃します。そのため、ドリップされたコーヒーは豆本来の風味が際立つ、すっきりとした味わいに。 その他、ドリップポット、コーヒーミル、温度計など、コーヒーにまつわる道具が豊富にそろうのでチェックしてみてください。 ・「輪島キリモト」の漆塗りのマグカップ せっかくの秋の夜長ですから、いつもの飲み物だって、少し雰囲気を変えて味わいたいですよね。そんなときに使ってほしいのが、「輪島キリモト」の漆塗りのマグカップです。 漆と言えば、「特別なときに使う高級なモノ」「お手入れが大変そう」といったイメージを持つ方もいらっしゃると思います。でも、このマグカップは、普段使いしやすい工夫が凝らされているんです。 それが、輪島キリモト独自の「蒔地(まきじ)」技法という塗り方。表面がざらっとしたマットな質感になり、強度が増すので、普通の漆器だと傷がついてしまうステンレスのカトラリーなども気にせず使うことができます。 しっかりした持ち手に、ころんとした形が可愛らしく、現代の食卓にすっと馴染みやすいのも魅力。 ・「かもしか道具店」の直火のラーメン鍋 秋の夜長に夜更かしをしていると、「ちょっと小腹がすいたなぁ…」なんてことも。そんなとき食べたくなるのが、サッと作れるインスタントラーメン。カップ麺もいいですが、袋麺なら自分の好きな具材をのせてアレンジも楽しめます。 普通の鍋を使うと洗い物が増えてしまうので面倒に思いますが、「かもしか道具店」の直火のラーメン鍋なら大丈夫。耐熱陶器なので、そのまま直火で調理OK。オシャレなデザインなので、コンロから直接食卓に運んでアツアツを食べることができます。 ひとり分のラーメンがちょうどよく作れるサイズ。ラーメン以外にも、お鍋やおでん、湯豆腐、鍋焼きうどんなど、温かいうちに食べたいメニューを作るのに大活躍します。もちろん、普通の盛り鉢としても使えますよ。 ■食欲の秋に! こだわりの晩ごはんを ・「あやせものづくり研究会」の鉄小鍋/Tetsu Konabe みなさん、スキレットと言われる、小さな鉄製のフライパンを使ったことがあるでしょうか? 一般的なフライパンよりも熱伝導率が高く、冷めにくいので、アウトドアシーンでも人気のアイテムです。 ところがこのスキレット、使用前の空焚きや保管のための油引きなど、しっかりとしたお手入れが必要。それがネックとなり、購入をためらってしまう方も多いと思います。 そんな方におすすめしたいのが、「あやせものづくり研究会」の鉄小鍋。錆びが発生しにくい“チッカ黒染め処理”という特殊加工をほどこしているので、面倒なお手入れがまったく不要なんです! もちろん、従来のスキレットの良さはそのまま。そのうえ、チッカ黒染め処理により対摩耗性が向上したので、雑に扱っても傷つく心配がありません。秋のキャンプのお供に、ぜひどうぞ。 ・「4th-market(フォースマーケット)」のフエゴ8号鍋 ひんやり冷たい風が吹く季節になると恋しくなるのが、温かい鍋料理。その調理に欠かせないのが土鍋ですよね。和テイストから北欧風までさまざまなデザインが販売されていますが、なかでもスタイリッシュな存在感を放つのが「4th-market」のフエゴ8号鍋です。 フエゴはスペイン語で「炎」という意味だそう。既存の土鍋のフォルムをアレンジした、モダンなデザインが目を引きます。可愛すぎず、シンプルすぎないので、食卓の上に置いても悪目立ちせず、料理をきちんと美味しく見せてくれます。 2~3人用の深さがあるタイプで、鍋料理のほか、煮込み料理や蒸し料理などにも幅広く使えます。これからの季節は、ほっくほくの焼き芋作りに挑戦しても◎。 ・「台屋(だいや)」の鰹節削り器 一日の終わりに、自宅でのんびり晩酌タイム。秋の夜は少しだけこだわって、ひと味違う“酒の肴”を味わってみましょう。 用意するのは、鰹節…ですが、よくあるパックの鰹節ではありません。「台屋」の鰹節削り器で作る、削りたての鰹節です。削りたては香りがまったく違うので、醤油やマヨネーズをちょこっとつけるだけで立派なおつまみになります。 この鰹節削り器を手掛ける台屋は、新潟県三条市で大工さんが使うかんなを長年作り続けてきたメーカーです。刃も木材も、かんな作りで培った技術と想いをいかしています。 もっと手軽に日常使いしてほしいと、今の時代にあわせたコンパクトな設計に。手馴染みも良く、愛着を持って、一生お使いいただけますよ。鰹節の中でも最高級と称される「本枯れ鰹節」とセット販売もしています。 過ごしやすい秋の夜。 どうせなら、ずっとやりたかったことや楽しみたいことにチャレンジして、たまには夜更かししてみませんか。 充実した時間を過ごすことは、明日への活力にもつながるはず! ここで紹介したアイテムを参考にしつつ、あなたらしい秋の夜長を満喫してください。 |
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